初めて油絵を描く時に必要な絵の具について。
初めてならクサカベというメーカーが安いのでお勧めです。で、まず白が必要です。チタニウムホワイト(不透明の白)とセラミックホワイトもしくはシルバーホワイト(半透明の白)です。油絵の場合、半透明の絵の具の使用が多くなります。チタニムホワイトはハイライトの部分にほんの少し使う感じで、セラミックホワイトを混色に主に使っていきます。
次に黒なですが、マルスブラック(不透明)とピーチブラック(半透明)がお勧めです。実際両方とも使うことがあまりないのですが、ピーチブラックの方が混色するときに主に使います。
ここから有彩色の紹介なのですが、虹色をそれぞれ買い揃えればOKです。
カドミウムイエロー(不透明)カドミウムイエローレモン(不透明)カドミウムグリーンライト(不透明)ビリジャン(半透明)セルリアンブルー(不透明)コバルトブルー(半透明)ウルトラマリン(透明)モーブブルシェード(透明)ローズマター(透明)カドミウムレッド(不透明)。
この10色で虹色ができるのですが、さらに次にある色があると便利です。
イエローオーカー(不透明)。いわゆる黄土色なのですが、かなり使用頻度が高いです。下地の次に塗ったり、白を多く混ぜて、肌の色、金髪の色などと万能です。
バーントシェンナ(半透明)。髪の暗い部分、肌の暗い部分など、暗いところを描く時に混色でよく使います。
バーントアンバー(不透明)。ウルトラマリンと混色して黒を作る場合などに使います。黒をそのまま使うとキツすぎるので、混色して作ることが多いです。
オリーブグリーン(透明)肌の陰の部分などに使います。
ジョンブリアン(不透明)肌の固有色に使います。ただそのままだと黄色味が強いので、白を多く混ぜたり赤みを足したりして使います。
この19色があれば大体どんな色でも作り出せます。ただ混色すればするほど、色の鮮やかさは下がっていくので、必要に応じて色を追加するのが良いと思います。
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